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Your Pussycat




今宵、子猫は鳴くのあの夜の続き。激裏。













「あんまり綺麗じゃなくてごめんね、入って?」


言葉とは裏腹に綺麗に整頓されたお部屋。

朝使ったのかワックスが机の上に置いてあって、健人先輩がここで生活しているんだなあ、と実感すると胸の奥がきゅんと音を立てた。

それにしても、学生の1人暮らしにしては十分すぎるくらいの広さとセンスの良いインテリア。
健人先輩ってお家までも完璧なの?


『全然綺麗です、健人先輩って感じのお部屋だし』
「なにそれ(笑)今度来る時はもっとちゃんと掃除しておくから」


当たり前のように約束される次に思わず頬が綻ぶ。


「○○ちゃんどうしたの?」
『いえ、あの、...ほんとに健人先輩の彼女になれたんだなあって嬉しくて』
「じゃあ今からもっと彼女だって実感できること、する?」


頬に添えられた綺麗な手に促され健人先輩の扇情的な視線に囚われる。ぞくり、と背筋が震える。色っぽく細められた瞳の奥に写るのは今後の展開への期待と羞恥が入り交じった私だった。


『でも、お風呂、とか』
「ん、入ってから、って思ってたんだけどさ。○○ちゃん、可愛いこと言うんだもん」


なんとか絞り出した声はうわ言のようで。健人先輩の言葉に軽く流されてしまえば首筋に顔が埋められる。ちゅ、と軽く唇が触れれば帰り道で覚めたはずのアルコールがぶり返す感覚がした。


「可愛がってあげるからおいで」



黒いシーツに押し倒され沈めば健人先輩の香りでいっぱいになる。わたし、今から健人先輩に抱かれるんだ。ずっと好きだった、先輩に。


「○○ちゃん、初めて?」
『えと、...ハジメテじゃ、ないです』
「...そっか、じゃあ遠慮しなくていいよね。たっぷり愛してあげる。あと俺結構嫉妬深いから今夜は覚悟して」


お砂糖のように甘い言葉と軽く数回落とされた口付けにドキドキする暇もなく、入り込んだ厚みのある舌は淫らな音を出しながら咥内を弄ぶ。上顎を舌先で擦られれば思わず小さく、ん、と声が漏れた。健人先輩の口端が上がるのが分かって恥ずかしくて身を捩る。


『、ん、ぁ、けんと、せんぱ、』
「○○ちゃん可愛い」


器用な舌でさらに歯列をなぞられる。ぴく、と動いてしまった腰は誤魔化しきれなくて健人先輩のシャツの肩口をくしゃりと握った。こんなキス、されたこと無い。


『ん、ふ、ッぁ...』
「キスだけでそんなえっちな顔しちゃうんだ」


だらだらと口端から流れ出た2人の唾液が人差し指で掬われる。口の中に濡れた指を差し込まれ抵抗する暇もなく舌に絡ませられれば酷く被虐的な気持ちに追い込まれた。

服の上から柔らかい手つきで膨らみを揉まれ、時折先端の部分を親指で擦られれば簡単に声が出てしまいそうになる。乱れる吐息も恥ずかしくて手の甲で口許を抑え必死に声を殺す。


「ね、これだめ」
『ぁっ、やだ、!んん、ふぁ、ッ!』
「もっと俺しか聞けない○○ちゃんの可愛い声聞かせて?」


呆気なく防壁は崩れ片手で両腕をシーツに縫い付けられる。見下ろされながらもう片方の手で着ていたシャツのボタンをぷちぷち外されて。呆気なくキャミソールもゆっくりと捲り上げられれば薄ピンクの下着が露わになる。


『ゃ、見ないで、ください』
「すっごく綺麗だよ」


ちゅ、と膨らみやお腹、首に口付けが落とされる。いい?という問い掛けに頷けば、やわやわと手つきが再開されまた深く唇が重なる。下着をずらし侵入した指先は先端を捏ねくり回す。くぐもった嬌声が健人先輩の咥内に消えて行った。


『ひゃ、ぁ、んん!ッけんと、せんぱい!ぁ、』
「...感度良すぎ、舐めたらどうなっちゃうの?」


悪戯な表情をした健人先輩が舌を出して膨らみに近付く。まるで見せ付けるような素振りにいやいや、と首を横に振ったのに聞き入れてもらえなくて。桃色に色付いた先端が口に含まれる。じゅる、と厭らしい音を出しながら吸い付かれてしまえば声なんて我慢出来る筈が無い。


『あ、んッ、あぁ、っ...!ふぁ、ッ』
「、ちゅ、...ん、首も確か弱かったよね」
『んああッ、ぁ、やだっ!』
「菊池にえっちな顔見せてたじゃん、お仕置き」


先端を舐められながら片方の手で膨らみを揉まれたりきゅ、と先端を摘まれれクリクリと弄ばれる。それだけでももういっぱいいっぱいなのに首筋をすー、と撫でられればゾクゾクと身体の底から快感が湧き上がった。自分でも分かるくらいに反応している下が恥ずかしくて焦れったくて。脚をモゾモゾと擦り合わせなんとか快感を逃したくなる。


「○○ちゃんどうしたの?」
『けんと、せんぱ、』
「...焦らそうかと思ったのに、可愛すぎ。俺が我慢出来ない」


くしゃりと髪を撫でられ口付けが落とされる。クロッチの上からなぞられれば待ちわびた快感が電流のように身体を走る。上から軽く押されただけなのに中からじわりと蜜が溢れかえって恥ずかしくて死んでしまいそう。


「下着の上からでも分かるくらいいっぱい濡れてる、もっと気持ちよくしてあげる」


妖艶な笑みを浮かべた健人先輩に指をかけて下着を脱がされれば、糸引いてるよ、なんて意地悪な言葉に更に濡れてしまう。蜜を掬った中指が蕾に触れれば蜜を塗りたくるように指が動く。優しく触れたかと思えば意地悪に根元をきゅ、と摘まれたり、クリクリと擦った後にぎゅっと押し潰される。


『ひゃん、!んん、や、あ、あ、...ッ!まって、んぁ、ッやだやだ、!』
「イっちゃいそ?」
『あ、ン、!ぁ、ふぁ、...!』
「聞いてるんだから答えなきゃだめでしょ?」


罰を与えるようにぎゅ、と押し潰されれば一気に目の前が白くスパークした。びくん、と意思とは関係なく波打つ身体。乱れる呼吸を整えながら絶頂の余韻に浸る。


「ふふ、かーわい、次からイく時はちゃんと教えてね?」
『っぁ、はい、』
「どんどん俺に染まって?ぜーんぶ上書きしてあげる」


嫉妬深く独占欲に塗れた初めてみる健人先輩に胸の奥が甘く締め付けられる。頬を染めていれば手が膝裏にかけられた。慌てて力をいれても既に遅く、ぐっ、と脚を開かれればイったばかりのそこに健人先輩の顔が近付く。


『ぁ、や、待ってください!だめ!』
「もっともっと乱れて?可愛い姿見せて」
『んやぁあッ!ひゃ、ぁ、らめ、んん、ッ』


蕾が暖かい舌に包まれる。敏感なそこに新たな強い刺激が加えられればもう耐えきれない。意地悪な舌の動きは破廉恥に蕾を痛ぶり、じゅるっと吸い付かれれば呆気なくまた果ててしまった。何度イったのかなんてもう分からない。

すっかりトロトロになった蜜壺に指が差し込まれぐにぐにと壁を擦られる。止まることのない嬌声にもう1本指が増えればまるで良いトコロを探すように色んな場所が捉えられた。ある一点、ザラザラした部分をトントンと突かれれば身体がびくん、と跳ねる。


「○○ちゃんのいいとこみっけ」
『ぁ、そこ、だめぇッ...、んん、ひゃん!』


こんなにグズグズに抱かれて健人先輩とこの黒いシーツに溶けてしまうのではないかと錯覚さえしてしまう。



「怖くない?」
『健人先輩だから、怖くないです』
「優しくするから、○○ちゃんの全部俺に委ねて。好きだよ○○ちゃん」


健人先輩がシャツやスキニー、下着も脱ぎ捨て思わず顔を背ける。恥ずかしいの?可愛い、なんてまた私を溶かしてしまう健人先輩が薄い膜を自身に被せた。今日で沢山重ねた唇が再度重なる。心地好いキスに身を任せながら健人先輩と1つになりたいと願い頬に手を添えた。


「ん、○○ちゃん、いい?」
『っ、はい...健人先輩、きて?』
「〜〜ッ!可愛すぎ、」


ぐ、っと中に入り込んだ健人先輩のソレは熱くて大きくて。汗ばむ身体がぴたりとくっ付く。最後まで入ったそこはトロトロでこれからの更なる快感を待ち切れないというように膣がキュンキュンとソレを締め付けた。動くね、の声と共に始まった律動は中を掻き乱す。快感が中を貫いた。


『ひゃ、ぁ、ん、ん、!』
「っは、...ぁ、締め付けヤバ、」


苦しそうな健人先輩の顔にキュンとすれば同時にまた締め付けてしまって。それに眉を下げる健人先輩が可愛くて愛おしくて仕方がない。縋るように手を伸ばせば首に回されて、同時に片足が肩に掛けられる。その体勢のまま奥をずちゅん!と突くと水音と2人の肌がぶつかる淫らな音が止まらない。


『〜っあ、んん!ふぁ、ッ、けんと、せんぱ』
「っく、...は、健人って、呼んで、?」
『健人、くん、ぁ〜〜ッ!も、イっちゃ、』
「く、ッ...ん、俺も、」
『ひゃ、あ!んん、〜〜〜ッ!』
「ぅ、ぁ、...... すき、」

最奥を激しく突かれればもう限界で。健人くんに告げれば果てる寸前、激しい律動とは反して優しくて甘い、好きが溢れたキスを落とされた。ぽろ、と零れ落ちた嬉し涙は黒いシーツにまあるい点をひとつ残した。


にゃあ、と聴こえるはずもない幸せそうな猫の鳴き声が聴こえた気がした。