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キミの誘い方

 

 

カメラマン○○ちゃんと健人くん。激裏。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


新米カメラマン3年目。まだまだひよっこのわたしが、まさか有名雑誌のメイン企画を任されるなんて。それに、編集長からこっそり聞いた話だと中島さん直々のご指名だとか。

 


中島さんの撮影は何度かさせてもらってるけど...、でもなんでわたし?、とかの疑問は今はさておき。競争率の高いこの世界では結果が全て。与えられたチャンスは必死に食らいつかなきゃ。

 

 

『じゃあ次はちょっと見下ろす感じで、...』
「はい、」
『、!めちゃくちゃかっこいいです!』

 

 

モデルの方を盛り上げるために褒め言葉を欠かさないのは鉄則。だけど、今漏れたのは紛れもなく本音で。唇を薄く開ける中島さんはクラクラするくらい妖艶で、まさに今回のテーマである"オトコの誘い方"にぴったり。

 


思わず前のめりになり、夢中になってシャッターを切った。

 

 

「......そうだ、次は僕が寝転んで逆に女の子が見下ろす側になるのはどうですか?」
『わ、いいですね、やってみましょう』

 

 

そのままベッドに倒れればシャツが捲れ上がり、ちらりとおへそが覗く。カメラ越しじゃないそれは何だか生々しくて。焦って視線を逸らせば、一瞬で熱をもった頬を俯いて隠す。

 

 

「あ、全然遠慮しないで貰って大丈夫ですよ」
『、へ?』
「僕の上、乗らなきゃ撮れませんよね?」
『ぁ......、っ失礼します』

 

 

少し困ったように笑う中島さんに我に返って。......そうだ、照れてる場合じゃない、大体これは仕事なんだから中島さんだって何とも思ってる訳ない。

 


ベッドに膝を乗せればゆっくりと沈み、ギシ、とスプリングが軋む。跨いだ腰はやっぱり細くて。妖艶な雰囲気が漂う撮影現場だけど、相手がVネックのニットにスキニーじゃやっぱり中島さんはなんの色気も感じないだろう。

 

 

『...そのままシャツ肌蹴させてもらって、、あ、凄くいいです、次視線ください』

 

 

それからはもう余計な邪念も無くて。
シャッター音を散らしながら毎秒を切り取る。フレームに収まった世界は妖艶なのに儚げで。中島さんの誘うような熱い視線とカメラ越しに交わった。

 

 

 

 

 

 

 

"Sexy Zone 中島健人様"
と貼り紙をされた扉をコンコン、と叩く。
休憩中なのに訪ねた理由はどうしても次の撮影でやりたいことが出来たからで。

 

 

「どうぞー、」
『失礼します』
「あれ、○○ちゃんどうしたの?」
『ちょっと次のシーンのことで相談が、、』
「そっか、良かった、俺なんか失敗したかと思ってちょっと焦ったわ(笑)」

 

 

砕けた口調も、"俺"の一人称も、それから呼ばれる名前も。オフの中島さんは凄く人との距離を詰めるのが上手な人で。一端のカメラマンにさえ会う度にこんな風なんだから、スタッフからも愛される理由がよく分かる。

 

 

「立ち話もなんだから上がって?今マネージャーも居ないしさ」
『じゃあお言葉に甘えちゃいますね』

 

 

畳の楽屋はもちろん靴を脱がなきゃいけない。いちいちしゃがむのも面倒だし、立ったまま脱いじゃお。そう横着して屈んだのが悪かったのか。不安定になった身体はぐらり、と傾く。

 


転けちゃう......!ぎゅ、と瞼を強く瞑り衝撃を覚悟したその時。

 

 

「...っと、大丈夫?」
『!あ、っごめんなさい、!』
「女の子なんだから気を付けなきゃダメだよ?」
「ッ、ありがとう、ございます......」

 

 

受け止めてくれたその腕は実際に触れると男っぽくて。ドキドキと心臓が脈を打つ。
中島さんにバレちゃう前に離れなきゃ......、そうぐっ、と押した胸はぴたりとも動かなくて。

 

 

『、中島さん?』
「○○ちゃん意味分かってないでしょ」

 

 

まるで、さっきの撮影の時みたいに中島さんの唇がにんまりと歪む。気付けば畳の上で両腕を一纏めにされていて、身を捩り抵抗しても時既に遅しとはこのこと。

 

 

「○○ちゃんってよく隙があるって言われない?こんな風に俺に押し倒されちゃって」
『、揶揄わないでください...!』
「俺の方が揶揄われてるのかと思ったけどなあ」
『え?』
「だってずっとここ、見えてたもん」

 

 

Vネックに指をかければぐい、と下げられる。ピンクの下着に包まれた谷間が露わになり、思わず目を見開く。ちゅう、と軽く吸い付かれればぴくんっと肩が揺れてしまって。

 

 

『ぁ、や、』
「...ね、悦くしてあげるからシよ?」
『無理です、っ!』

 

 

仕事中に楽屋で、なんて絶対無理に決まってる。ぶんぶんと大袈裟に首を横に降って拒否したのに、中島さんは聞く耳なんて持ってない。

 


勝手にぺろんとニットを捲り上げられれば、下着越しに胸の飾りを擦られて。

 

 

『んん、......ッ、中島さ、だめ、』
「撮影中ずっとチラチラ胸見えてるし、○○ちゃんが跨った時マジでいい匂いするんだもん、我慢なんて無理」
『ん、あ、や、こすっちゃ、〜!』
「ふふ、気持ち良さそうな顔してる、...直接触ったらもっと気持ち良くなれるからこれ外そうね」

 

 

ぷち、ホックが外される音と共に浮遊感が襲う。隠すものが無くなった胸に遠慮無く突き刺さる視線から逃れたくて。せめてもの抵抗で顔を横に背ければ、頬に手を添えられ視線を合わせられる。

 


形の良い瞳は、ひどくひどく、扇情的だった。

 

 

「○○ちゃん、俺とちゅーするのやだ?」
『そんな質問、ずるい、、』
「こたえて」
『......嫌じゃ、ない、...ン、』

 

 

言い終わるか終わらないかくらいにあのぷっくりとした唇で覆われる。にゅる、と侵入した舌は歯列をなぞり、口腔内を翻弄する。脳も意思も理性もドロドロにしてしまうようなキス。つー、とスキニー越しに脚のラインをなぞられればもう最後。
......抵抗なんて、したくもないの。

 

 

「ん、そのまま素直になって...」
『、ひぅ、んん、ぁ...!』
「ちょっと触っただけなのにもうここ勃たせちゃってかわいい」
『んぅ、あ、ッあ、中島さ、』
「だめ、名前で呼んで?」
『っけんとく、......!』

 

 

片方の先端を指先で捏ねくり回され、もう片方も唇に含まれる。ちゅ、ちゅ、と吸い上げるようにされれば、我慢しなきゃいけないのに声が溢れちゃう。

 

 

『んう、あ、あ、〜〜!声、きこえちゃ、』
「ここ防音だから大丈夫、もっと○○ちゃんのえっちな声聞かせて」

 

 

手馴れた手つきでするり、と脚からスキニーと下着が抜かれて。

 

 

「ココ、おっきくなってるね」
『ッ、ぁ、わかんない......』
「ふふ、触って欲しくて言ってる?」
『、ちが、〜〜!ひぅ、あ、んンん、!』

 

 

揶揄いの言葉に反論しようと口を開けば、タイミングを突いたように蕾に触れた指がくるくると動き出す。

 


同時にグリグリと太腿に押し付けられたのは、健人くんの熱。衣装を窮屈そうに押し上げたそれにトロリ、と蜜が溢れてしまう。
ッ...、と短く吐かれた吐息は苦しそうで。

 

 

『ぁ、けんとく、あたってる、、』
「あててんの、○○ちゃんがこうさせたんだから」

 

 

直接的すぎる言葉に思わず下唇を噛み締める。
カチャカチャと鳴り響く金属音はやけに生々しくて。

 

 

「挿れるね、」
『っぁ...、ん、〜〜!』
「っなかドロッドロ、濡れすぎ」
『あ、あ、だって健人くんが、......ッ』
「...なに、俺が気持ち良くするから?」

 

 

ぷつん、と理性の切れた音がしたのは健人くんからか、それともわたしからか。
ゆるゆると浅い所を動いていたそれは、一気に早まった腰の動きでずんずんと容赦無く奥を突く。

 

 

「っ...、○○ちゃんが煽ったせいだから...!」
『ふ、あ、ッんん、ーー!』
「ほら、もっと脚開いて、」
『あ、〜〜?!らめ、そこ、やら、、ッ』

 

 

一点に尖端が触れた刹那、脳裏がチカチカとする感覚。意地悪く笑った健人くんが腰を掴み直すのに嫌な予感がして。

 

 

「○○ちゃんのイイとこみっけ」
『、っひぅ、ぁあ、ん!』
「あーあ、こーんなえっちな顔しちゃって......あ、そうだ、」

 

 

思い付いたように健人くんが手を伸ばす。その先にはスマホ。まさか......、

 

 

「俺も○○ちゃんの可愛い顔撮っちゃお」

 

 

ぴろん、と音を鳴らしたそのレンズは乱れるわたしの姿を映していて。
だめ、やだ、こんな姿撮らないで、そう思うのに感度が何乗にもなってしまう。

 

 

『や、んん、っ、撮らな、で、...ッ』
「、○○ちゃん、きもち、?」
『、あ、きもち、けんとく、〜〜!』
「ばっちりカメラに収まっちゃったね、」

 

 

保存を確認すれば満足そうに瞳を細める。チク、と鎖骨の上あたりに鈍い痛みが走れば、咲いたのは健人くんの所有印。

 

 

「そろそろ限界だから...っ」
『ぁ、あ、〜〜っ!』

 

 

膝を折り曲げられればふかくふかく、熱が潜り込む。最奥で触れ合えば足先は勝手に空中を蹴ってしまって。

 

 

『んンん、ッぁ、もう、』
「やば、でる......っ、!」

 

 

どくどくと白濁が注ぎ込まれる。焦って引き抜こうとしても、"だめ、勿体ないじゃん"なんて言われて更に押し込まれて。

 


行為が終われば、健人くんが最後にもう一度優しい口付けをくれる。

 

 

「それ、俺のって印だから隠しちゃダメだよ」

 

 

こくん、と頷いてしまったその返事が。
今後わたしを翻弄するなんて、まだ知らない。

 

 

 

 


To be continued ... ?