ultimatelove_sのブログ

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2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

薬指で星は触れない

健人くんとやさしい夜。カーテンの隙間から洩れ差し込む柔らかな光の筋と可愛らしい鳥の囀りに朝の訪れを感じる。隣で眠る愛おしい人はさっきから何度声を掛けても夢から醒めることはなく、すやすやと眠るその姿は子犬のよう。バレないようにくつくつと笑い…

恋 #2

けんしょり連載#2。激裏。あの日会議室で首筋に咲いた紅はあれから一週間経った今すっかり消えてしまった、けれど中島さんにかけられた魔法はまだとけていない。その証拠に唇をローズピンクに彩ればまだ慣れない白のビジューが飾られたパンプスに脚をひっか…

恋 #1

けんしょり連載#1。微裏。春の海のように平凡でそれなりの毎日があの刹那消え、代わりに昼でも夜のような、天国でも地獄のような毎日が訪れた。ゾッとするほど甘美で依存的に心身を蝕む彼に、わたしの持ち得る全てをあげてしまいたい衝動に駆られる。わたし…

フライデーナイトに堕ちろ

同僚健人くんと酔った勢い。激裏。「○○大丈夫?ほら、靴脱いで」『ん〜〜、あれ、中島、?』会社の同僚である中島がなんでわたしの家にいるんだろう、と首を傾げて気付く。あ、そっか、さっきまで部署の打ち上げで呑んでたんだった。それで酔ってないって言…

アルコールに火を点けない

健人くんに支配される。微裏。健人くんから与えられる愛は完璧で残酷で狂気的で暴力的で逃げてしまいたいのに手離したくない倒錯した愛情だ。「○○、ただいま」『おかえりなさい、あれ、そのお花どうしたの?』「○○にプレゼント、可憐な○○にぴったりでしょ?…

歪んだ愛情、2人

嫉妬健人くんとお漏らしプレイ。激裏。花模様が散りばめられたお気に入りの北欧食器は、紅茶好きなわたし達のために健人くんが買ってきてくれた物。ブルーの大きめのポットに熱湯を注ぎ茶葉を蒸らしながら鼻歌を口ずさめば、ふんわりと鼻腔を擽る香りに思わ…

恋心、月夜は笑う

いなくなれ、恋心の続き。あれから1ヶ月経った今でもわたしと風磨は友達のまま、なフリをしている。たった1回だったけれど風磨に抉ってもらった心臓はまだ癒えることなく風磨を見る度に傷口がずきずきと疼く。もっと手酷く抱いてくれればいっそのこと忘れら…

海月は水面にて揺れる

メンヘラ製造機な健人くんに依存する。裏。※無理矢理表現あり、クズな健人くん『ぁ、あ、んン、ッ』「ん、かわいいよ、」トントン、とリズミカルに奥を突く動きに合わせ理性に鍵をかけてゆるゆると腰を動かす。揺れる視界の中見下ろせば濃紺というような、ブル…

いなくなれ、恋心

彼女持ちの風磨くんと浮気。激裏。『もうやだぁ、、ふーま!もっと呑も!』「ハイハイ、今日は付き合うから」私は今日3ヶ月付き合った彼氏にフラれた。正直そこまで好きでは無かった、けどやっぱりフラれるのはショックで。《振られた、今日暇?》と大学の男友…

Honey boy Ⅱ

ハニーゴールドな健人くんと蜂蜜のような一夜。激裏。ホテル独特の浴室で少し温めのシャワーを身体にあてていればふと先程触れた健人の唇の感覚がリアルに蘇る。健人の純粋で偶に見せる子供っぽさから勝手にあまりそういう経験は無いのかな、なんて思ってい…

さよならミッドナイト

健人くんに買われる。激裏。こうなった理由もきっかけも特に無い。心に闇を抱えている訳でも金銭的に厳しい訳でも無い。強いて言えば私には何も無いから空っぽな中身に一万円札の束を詰め込んで自分に価値を見出しているのかもしれない。駅前の噴水広場の隅…

Honey boy Ⅰ

犬系健人くんに愛される。微裏。授業の終了を知らせるチャイムが鳴ると同時に教室に入れば教授に睨まれる。ですよねー、本当はもう少し早く着く予定だったんです、と心の中で言い訳をしながら一応の謝罪の意味を込めて頭を下げた。「はよー、○○」『あ、風磨お…

月夜にスパイスを混ぜる

嫉妬健人くんと喧嘩。微裏。「この写真なに?聞いてないんだけど」アイドルを生業とする健人は有難いことに仕事が忙しく、会う時間は中々簡単には作れない。私の仕事が最近比較的落ち着く時期に入ってきたせいで、誤魔化していた寂しさを持て余すばかりの毎日…

Your Pussycat

今宵、子猫は鳴くのあの夜の続き。激裏。「あんまり綺麗じゃなくてごめんね、入って?」言葉とは裏腹に綺麗に整頓されたお部屋。朝使ったのかワックスが机の上に置いてあって、健人先輩がここで生活しているんだなあ、と実感すると胸の奥がきゅんと音を立てた…