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歪んだ愛情、2人




嫉妬健人くんとお漏らしプレイ。激裏。

















花模様が散りばめられたお気に入りの北欧食器は、紅茶好きなわたし達のために健人くんが買ってきてくれた物。ブルーの大きめのポットに熱湯を注ぎ茶葉を蒸らしながら鼻歌を口ずさめば、ふんわりと鼻腔を擽る香りに思わず恍とする。



「ご機嫌だね(笑)」
『うん!これ本当にすっごく美味しくてね!絶対健人くんも好きだと思うなあ』
「マジ?楽しみだわ、...あ、今日1人で大丈夫だった?」



健人くんの問い掛けに心臓がどきり、と音を立てた。咄嗟に"うん、平気だった"、と返事をしながら誤魔化すようにポットの取っ手を指でなぞる。




実は健人くんには1人で買いに行ったということにしているけれど、本当はそうじゃなくて。この紅茶は健人くんのメンバーである風磨くんと一緒に買いに行ったものだ。紅茶に最近興味が湧いてきたという風磨くんとたまたま予定があったから一緒に行っただけ。だけど健人くんはとんでもなくヤキモチ妬きだからそのことは伏せてしまった。



それが今からの紅茶の香りに包まれた優しい時間を壊してしまうということも知らずに。





なんとなく雰囲気を出したくて少し高い位置からティーカップへと紅茶を注いでいるとなんだかカフェの店員さんになった気分。我ながら単純な思考に苦笑すれば、ぴろん、と携帯がメッセージの受信を告げた。



「...○○、今日1人で行ったんだっけ?」
『、そうだよ?』
「へえ、そうなんだ?じゃあ何で菊池から連絡来てんのか教えてくんない?」



ゆっくりとテーブルに置くつもりだったソーサーが、がしゃん、!と醜い音を立てる。携帯を差し出す健人くんの表情は恐ろしい程に鋭く冷たい。バレないように深呼吸すれば震え混じりの吐息が唇から零れ落ちた。場違いな程に光るスクリーンには〈F:今日はありがと、車にハンカチ忘れてるからまた今度渡す〉と表示されており受け入れ難い現実から逃げるように目を逸らす。


『そ、れは、違くて』
「何がどう違うの?」
『たまたま予定が合って一緒に行っただけで、何にもなくて、』
「それでノコノコ男の車に乗ったんだ?俺いっつも心配だからなるべく男と二人きりにならないでって言ってるよね、○○はそんな簡単な事も分かんないの?」



ワントーン低い声で放たれる言葉は何一つ間違っていなくて謝罪の言葉を喉奥から絞り出す。ぎゅう、と掴まれた手首は健人くんの白くて細い指が食い込んでいてその強さから健人くんの怒りが伝わった。申し訳なさとこれからの展開への少しの恐怖に瞳に膜が張れば目の前にいるはずの健人くんの姿がぼんやりと滲む。ゆらゆらと揺れる残像は真っ暗だった。



「嘘ついた悪い子にはお仕置きしなくちゃね」





いつになく乱暴に押し倒されればリネンの海に沈む。息つく間もなく口付けに溺れ苦しくて健人くんの胸を軽く叩いた。それだけで十分伝わる筈なのに敢えて酸素を無くすように鼻を摘まれれば胸が苦しいのは息苦しさからか、それともこの状況にか判断がつかない。



『んン〜〜、!ちゅ、ハ、ッ』
「ねえ苦しい?でも俺はもっと苦しいよ」
『ぁ、けんとく、ごめ、』



本当に苦しそうに歪む健人くんにさらに胸の苦しさが増す。嗚呼、こんな風に悲しませるなら最初からちゃんと言うべきだった。いや、そもそも行かなければ良かったんだ。どうしようもなく罪悪感が湧けばどうにかその苦しさを少しでも拭いたくて。



『何でもするから、...ほんとにごめんなさい』
「じゃあさ、これ飲んでよ」


そう言ってさっき淹れた紅茶がベッドサイドの小さなテーブルにことり、と置かれた。こんな事でいいのかな、と首を傾げながらも少し冷めたそれをカップ1杯分喉に流し込んだ。更にもう1杯飲まされればもう十分だと言うようにお腹の中が紅茶でたぽたぽと揺れた。


「美味しい?」
『うん、美味しい、よ?』
「そっか、お薬混ぜたから変な味になってなくて良かった」



耳を疑う言葉に瞬きも出来ない。お薬って言った?薬って、?頭の中で黄色いランプがチカチカと光り警告音が鳴る。大好きな筈の健人くんが怖くて仕方ない。



「ふふ、怖いの?大丈夫、変な薬じゃないから」
『なんの...、?』
「ん、利尿剤、大丈夫、30分もしたら効くからね」


利尿剤って催しやすくなるアレのこと?何が大丈夫なのかも一切分からなくて嫌々と首を振りながら壁しかない後ろへ後ずさる。紅茶を飲んだだけでもすぐトイレに行きたくなってしまうのに、30分後のことなんて想像したくも無い。トン、と背中が壁についた音が始まりの合図になればあっという間に下着姿にされてしまった。



膨らみの上を滑らかに指が踊りその指は首筋、耳、お腹、内股、お尻へと向かう。控えめなタッチが逆に気持ち良くてぴくぴくと身体が震える。下着の上から蕾を潰す様に押されれば我慢して噛み締めた唇から小さく声が漏れる。


『んぅ、ッ、ぁ、』
「お仕置きなのにいつもより感じてない?」
『ぁ、感じて、な、ああッ!!!』


恥ずかしさから誤魔化すとがぶりと鎖骨に健人くんの歯が食い込む。"また俺に嘘吐くの?"、と蕾の少し下にある入口をカリカリと爪で引っかかれればもどかしい刺激に襲われる。背中が弓なりになり出来た隙間から手が差し込まれ開放感と共に締付けが外され膨らみが零れ落ちた。


「こんなにココ勃たせてどうして欲しいの?」
『ぁ、ゃだ、』
「言わなきゃまたお仕置きだよ」
『や、!ん、触って、?』
「それだけでいいの?」
『舐め、て、くださ、』



よく出来ました、と言うように頭を撫でられれば久々に与えられた優しさにまるで躾られた犬のような気持ちになる。実際夜のことは健人くんに仕込まれ躾られた訳だからあながち間違いでもなくて、そう思えば頭の中枢がゾクゾクした。


赤い舌がそっと伸ばされればツン、と膨らみを突いた。優しく舐め上げられザラザラした感覚に弄ばれるけれどその刺激は弱くて。焦らすようなそれがもどかしくて仕方ない。乞うようにじっと黒目がちな瞳を見詰めれば唐突にちゅ、と形の良い唇が窄められ先端に吸い付いた。舌先でグリグリと虐められながら唇で扱かれ止まらない矯声が寝室に響く。もう一方もくるくると優しく押し潰されればじんわりと下着の中がぬるぬるとした感覚に襲われた。


『ン、ぁ、まって、イっちゃ、』
「ん、いいよ、ちゃんと言えたから特別ね」
『あ、あ、イッ〜〜〜、!』



びくびくとリネンの海を泳ぐように身体が跳ねる。白くなる瞼の裏で薄らと感じたくない感覚を下半身に感じた。



「もぞもぞしてどうしたの?」
『ぁ、...』
「ああ、そろそろ時間だもんね、...今ココ舐めたらどうなっちゃうのかな」
『健人く、だめ、おねがい』



ココ、と言いながら這わされた指はクロッチをずらし、くちゃり、と音を立てて蕾を捉える。"ぐちょぐちょ、ほら聞こえる?"、態と音を立てるように愛液を絡めればたっぷりと潤った指が滑りの良いそこを何度も往復する。下着さえも剥ぎ取られてしまえば力の入らない脚を開かれ顕になるソコにサラサラの髪が埋まった。



『んン、ぁ、ひゃ、ん、〜!やめ、て、』
「やら(やだ)」
『あ、!ン、ふ、ッ』


ぴちゃぴちゃと音を立てながら柔らかな舌が蕾を包む。蜜を吸い尽くす蝶のようにむしゃぶりつけばまた絶頂へと飛ばされた。そんな事もお構い無しに健人くんの長い舌が蜜壷にぐ、と押し込まれ浅い所をうねうねと動くと確かな欲求が生まれてしまう。


『ぁ、ん、健人く、おトイレ、おねが、』
「我慢出来なくなっちゃったんだ?」
『ぅ、...ん、』



こんなお願いする事自体恥ずかしくて耳まで熱くなる。もうこのままリネンに飲まれて消えてしまいたい。生理的な涙がぽろぽろと枕に消えれば息を荒くした健人くんの舌が咥内に差し込まれ厭らしい水音が立つ。離れた2人の唇を銀の糸が紡ぐ。目を奪われていたそれは健人くんが口端を上げたことによってぷつり、と途切れた。



「じゃあお漏らしするとこ見せて」
『、やだ、やだやだ、健人くん、ごめ、ぁッ〜、!』



つぷ、とドロドロのソコに差し込まれた指は知り尽くされているイイ所を捉える。ザラザラとしたところを優しく擦られれば内股がびくびくと震えた。逃げるように身を捩ると罰だとでも言うようにぎゅっと下腹部が圧迫される。もう既にギリギリの状態で頭の中はパニックなる。



ごめんなさい、もう絶対嘘つかない、男の人とも2人にならないし遊びにも行かない、だから、



言葉にならない後悔と謝罪は嗚咽混じりの嬌声に代わり健人くんに届く事は無かった。




「俺しか見れない○○見せて?」
『、ひ、ぁ、んン〜〜〜、!』



長い指が尿道の入口をコツコツと刺激すればもう我慢は効かなくて。ちょろちょろと溢れるそれに状況を処理しきれなくて泣きじゃくる。目元を伝う一粒を唇で掬った健人くんが、ずちゅん、といつもより大きくなったソレをぐしょぐしょのソコに挿入すれば箍が外れた身体はそれだけで真っ白の世界へわたしを誘った。



「挿れただけでイくとかえっろ、」
『ん、!あ、んん、〜ッ』
「ねえ○○、こんなにベッド汚してどうするの?」
『けん、と、くん、が、!』



その言葉に健人くんがああ、と乾いた笑みを浮かべる。



「そういえば薬入れ忘れてたわ」
『、?』
「あの紅茶に利尿剤なんて入ってないんだよ?ね、菊池と買った紅茶のせいで俺とのセックスで漏らすってどんな気持ち?」
『あ、んン〜〜、!ひど、や、あ、!』



一気に絶望の底に淫らに落とされれば背徳感が経験したことのない快感を与える。片脚を肩に掛けた健人くんにぐちゅぐちゅ、と奥を突かれれば頭の奥まで揺さぶられるような律動に快感が止まらない。一気にスパートをかけられ2人同時に達せばどくどくと薄い膜越しに健人くんの欲望と嫉妬が爆ぜた。






余韻から逃れながらぐったりとベッドに沈んでいれば腕を掴まれ先程までとは形勢逆転、健人くんの上に跨る体勢になった。まさか、と腰を引いても既に遅く再度主張したソレが深く蜜壷に突き刺さる。


『ッハ、あ、〜、!ひ、んン、ッ』
「○○のあんな姿見せられたら無理だから、えろすぎ、」
『ひゃ、あ、けんとく、ぁ!』
「もう二度と他の男に懐かないように、もっとお仕置きして躾けてあげる」




独占欲と嫉妬に塗れた言葉が限界を迎え薄れてゆく視界の中に溶けて消えた。







ねえ健人くん、もしわざと通知音を切ってなかったって言ったらどうする?わざと画面が見えるようにしていたら?



あなたに躾て欲しくて嘘ついたの、って言ったらどんな顔をするんだろう。



君はそんな事は一生知らずにわたしを飼ってね。