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Honey boy Ⅱ



ハニーゴールドな健人くんと蜂蜜のような一夜。激裏。















ホテル独特の浴室で少し温めのシャワーを身体にあてていればふと先程触れた健人の唇の感覚がリアルに蘇る。健人の純粋で偶に見せる子供っぽさから勝手にあまりそういう経験は無いのかな、なんて思っていたのはきっと大外れ。あんなに雰囲気を作るのもキスもうまいなんて聞いてない、狡い。

今までで秘めていた色気に既にクラクラさせられているのに、どうなっちゃうんだろう。



『健人、』
「ん、おいで?」


備え付けのバスローブを纏い浴室を出れば、先にシャワーを浴びた健人と視線が絡む。熱っぽいその視線に蜜夜の始まりを感じた。



少しでも動いたら唇が触れてしまう距離で獲物を逃がさないようにじっと見詰められればお皿に乗った子兎の気分になる。ぺろり、と舌を舐められ、ん、と声が上ずると満足そうに目を細め今度は唇が押し当てられた。隙間から入り込んだ舌は次第にぐちゅぐちゅと厭らしく絡まり合う。どれくらい続いたか分からないキスに頭の中がふわふわしてパリッと張ったシーツを掴む。


『ん、っ、、ふ、』
「ふふ、○○ちゃんの目とろんってしてる」


受け止めきれず口端から溢れた唾液をいつも大学で見ている健人の指が掬う。そのまま自分の口に運びちゅ、と見せ付けるように嬲ればその官能的な行為に膣がキュンと疼いた。



チープなバスローブの紐をするりと解かれれば隅々まで暴かれてしまうような気がする。その下は白のレースの下着しか身に付けていなくて。さっきまで友人だった健人にこんな姿を見せることに耐えれなくてもじもじと腕で身体を隠す。それを咎めるように腕を剥がされれば胸元に視線が落ちるのが分かって羞恥で瞳に涙が浮かぶ。


「、おっきい」
『ん、見ちゃやだ... 』
「ほんと?じゃあなんでまだ触ってないのに下着の上からでも分かるの?」
『〜〜ぁ、!』


ココ、と指で尖端を布越しにツンと突かれる。期待で主張したそれはブラを少し押し上げていてその光景に恥ずかしすぎて死にそうになる。縋るように健人を見れば、"そんな顔反則だから、"と余裕のない顔で留め具が外され尖端に唇が寄せられた。


優しく舐められたかと思えば舌先で尖端をぐりぐりと押し潰されたりちゅう、と吸われて強い刺激が与えられる。反対側は逆に焦らすように周囲を触れるだけでじんじんしてもどかしくて仕方が無い。



『っね、けん、と、ぁ、そっちだけじゃ、』
「ちゃんとどうして欲しいのか教えて?」
『ン、ぁ、や、...ひッ、!』


嫌々と首を振ればまるでお仕置きというようにぎゅう、と強めに尖端を摘まれ待ち焦がれていた刺激に嬌声が溢れる。


「今度からは甘やかさないからね、わかった?」



健人の言葉に支配されてるような感覚に陥って必死にこくこくと頷いた。さっき少し垣間見えた余裕の無い表情もいつもの可愛らしさも今は消え失せ、代わりに雄の顔をした健人が丹念に尖端を愛撫する。口に含んだままもう片方をきゅっと摘まれ先をすりすりと擦られれば頭がグチャグチャになって波が押し寄せてくる。


『ッ、あ、んん、けん、と、まって、』
「... ○○ちゃん可愛い」
『ん、やだや、だッ、〜〜〜っ!』


制止を完全に無視してそのまま尖端を虐められれば瞼の裏が白くスパークして軽い浮遊感を感じる。余韻を感じる間もなく脚の間に健人が入り込めば太腿まで濡らしてしまった蜜が指で拭われた。



「こんなに垂らして○○ちゃんのえっち」
『っ、健人、なんか意地悪』
「○○ちゃんが可愛すぎて苛めたくなるの」


その言葉通りぎゅう、とクロッチの上から押されれば蜜が更に溢れかえる。まあるくシミを作ってしまっているのだろうそこに舌を這わされれば布越しの絶妙な刺激に内股がぴくぴくする。早く触れて欲しくて健人の金に染まったサラサラの髪を撫でれば下着を横にズラして侵入した指が蕾に触れる。


『、!ぁ、あ、っ、んん〜〜ッ、けん、と、』
「ぬるぬる、ここ気持ちい?」
『ん、きもち、ひゃ、ンっ』



理性と本能が健人によってぐらぐらと揺さぶられる。下着に手をかけられれば身に纏う物が無くなってしまうことに気付いた。私だけなんて恥ずかしい、と健人に催促すればシャツを脱ぎ捨てたその身体は程良く引き締まっていて初めて見る健人の身体に気持ちがぐんと昂る。


「ん、あれ、さっきよりぬるぬるだけど... もしかして俺の身体に興奮したの?」


愛液を感じさせるように指が何度もゆっくりと蕾を往復すれば緩やかなのに強い刺激に翻弄される。その先の更なる快感を求めれば腰が浮いてしまって。シーツとの隙間に腕を通され腰を宙で固定されると、小刻みに指が蕾を擦りあっという間に絶頂へと導かれる。


『ぁ、ぁ、〜〜ッ!イっちゃ、』
「イキ顔見せて?」
『あ、ンン、〜!』



そんな顔見られるのなんて嫌に決まってるのに抵抗も出来ず、結局顎を指で固定されたままバッチリ顔を見られて達してしまった。それからはまるで健人専用の操り人形の様に思うがままにされて。すっかりぐずぐずになったソコに厚い舌が這わされ蕾を揺さぶられたりじゅる、と唇全体で吸い付かれる。

舌が蜜壺に差し込まれたと同時に、嬌声が零れる口に指を差し込まれ咥内さえも愛撫するように舌を弄ばれる。


「ふふ、下も上もグチャグチャ」
『ぁ、けん、と、これ、ゃら、』
「これってコッチ?それとも、コッチ?」


その刺激にまた達してしまうのを分かっている癖に。遊んで揶揄うかのように指と舌を順番に動かされれば案の定何度目かも分からない絶頂を迎える。余韻に浸っていれば膜を纏った健人のソレがソコにあてられた。


友人だった健人と一線を越えること。健人の彼女になるであろうこと。好きな人とこれから1つになれること。改めて実感すれば目の前にいる彼が愛おしくて仕方無かった。



「○○ちゃん、すきだよ、だいすき」
『ん、わたしもだよ』


ちゅ、と1つキスを落とされると健人の熱くて大きいモノがぎゅうぎゅうの中を分け入る。お腹の中が苦しくて眉を顰めれば安心させるように指が絡み手を繋がれる。その優しさが嬉しくて自ら唇を重ねれば中で健人が大きくなった。


『、へ?なんで、』
「... ○○ちゃんが煽るから、もう知らないよ、?」


こんなに色っぽく激しく私を快感で責め立てるのにそんなに可愛い事を言うなんて、やっぱり健人は狡い。その甘い狡さにきゅん、と胸が締め付けられる。


健人の欲をぶつけられそれはまた気持ち好くて私の奥深くの欲を呼び起こすのだから、腰のグラインドも甘えるような嬌声も止まらない。膝裏を持たれればぐ、と脚を開かれぱちゅん、!という水音が部屋に響く。


「、すっごい中ドロドロ」
『あ、あ、っ、んン、!も、らめ、〜〜、!』
「イっちゃったの?でも俺まだだからもう少し、ね、!」


ね、の声と共に最奥をコツコツと突かれれば下がってきた子宮口に健人の先端が触れて更に気持ちイイ。ちゅーしてるみたいだと思っていれば、顔蕩けすぎ、と健人の手が頬に触れる。その表情は限界が近いのか苦しそうで身体の底からぞわぞわと果てしない快感が湧く。



『ぁ、け、んと、ッん、も、むり、〜っ』
「ん、俺も、イく、」
『ン〜〜〜ッ!』



どくどくと膜越しに温かい白濁が出されるのを感じながら今日1番の絶頂を迎える。小さな痙攣がぴくぴくと止まらず、まるで蜂に刺された時みたいだ、と頭の片隅でぽつりと呟いた。




後処理をする健人に事後の恥ずかしさを感じて背を向けシーツを手繰り寄せようとするとその手を掴まれる。不思議に思い振り向けば、ぴたり、と動きが止まってしまう。



『、え?ぁ、うそ』
「ね、○○ちゃん、もう1回だけシよ?」
『む、むりだよ、!もうクタクタだも、ぁ、』



目に入った健人のソレは再度大きくなっていて。逃げる前にくるりと俯せにされると膣口に当てられ、駄目だと言うように必死で身を捩る。絶対に無理だ。それなのに腰を押さえられぬるぬると動かされればまだ先程の行為で濡れてることなんてすぐにバレてしまって。



「もっともっと身体の相性試さなきゃ、ね?」



口実で挿入されたであろうソレは、ぬぷ、とさっきと違う所に当たって思わず目の前にある枕を掴んだ。イイところを探し当てられそこだけを集中してトントン、と突かれる。こんなにグズグズに蕩けさせられるえっちは初めてで、こんなのもう身体の相性がかなりいいことなんて分かり切ってる。


『んン、!もう、わか、った、から!』
「だーめ、もっとちゃんと○○ちゃんに分からせないと、」

"それでもう二度と他の男に抱かれたいなんて思わないようにしてあげる"



腰の横から手が伸びてきてその指はすっかり虐められ真っ赤に膨れた蕾に触れる。今だけでも十分すぎる程なのに更なる刺激を与えられれば耐えれなくて腰が崩れ落ちる。叱るように肩甲骨にかぷり、と噛み付かれればもうそれさえも快感に変わってしまう。


『、ぁ、ゃ、ひッ、〜〜んん!』
「噛んだだけで感じちゃったんだ、えっろ」
『ン、ごめ、なさ、あ、』


上体は寝そべったまま腰を支えられれば盛った猫のような格好になる。ぐちゅん、ぐちゅん、と水が弾ける音をバックにびくびくと身体が跳ねた。搾り取るように中がうねれば、ぁ、と声を出して健人も2度目の絶頂を迎えた。




横になる間も与えられず腕を引かれ健人を跨ぐ形になる。新たな膜を装着した健人のソレは昂りがおさまることを知らない。腰を下ろされ咥えさせられれば浅いところしか行き来しないのがもどかしい。


『けん、と、』
「ほら、欲しいなら○○ちゃんが挿れて?」


誘うように尖端をきゅ、と摘まれれば先程までの激しい律動が恋しくなる。
理性なんてもうぐちゃぐちゃに丸めて部屋のゴミ箱に捨ててしまおう。

自らゆっくり腰を落とすと体重もかかって奥の奥まで突き刺さる。自分で挿れてしまえばもう3回目の行為も喜んで受け容れてしまったのがバレバレだ。その後は観念して大人しく健人の上で与えられる快感にただ只管に鳴き続けるだけだった。





「○○ちゃん、相性どうだった?」
『...ぅ、凄くイイと、思う』


絶対答えなんて分かってる癖ににやにやしながら聞いてくる健人に頬を膨らませる。いつもは可愛いくせにえっちの時はドがつく程のSで、しかも絶倫なんて学校のみんなは信じないだろうな、と思うと自分だけが知れた健人の一面に嬉しくなった。


後ろから抱き締められると浴槽のお湯がちゃぷん、と波を作る。もっと密着したくなって肩に頭を預けると照明に透き通った髪色に目を奪われた。



『綺麗な色だね、すごくすき』
「ほんと?ありがとう、俺も気に入ってんの」
『なんて色?』
「ハニーゴールド、蜂蜜みたいでしょ?(笑)」



ハニーゴールド、と反芻すれば2人ぼっちの浴室に響いた。


もし健人が蜂でもその甘く危険な毒ならば刺されても本望だ。既に毒針が刺さっている事にも気付かずぬるま湯の中でそんな事を考えた。