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ただいま、外出中

 

 

高校生健人くんと保健医○○ちゃん。

激裏。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


高校生とは、青い春のなか、キラキラと光る朝露を纏い満開に花が開く時代。自分もかつては彼等の中の1人だったのに、こんなにも別次元に感じるのは止められない時の所為なのだろうか。

 

 

真っ赤な顔をぷるぷると震わせ俯く彼の姿を視界に捉えながら、若いな、こんな時代あったな、なんて考える。こんな大人でごめんね。
生きて行く中で悪い事も汚い事も知ってしまったわたしには、君たちが眩しすぎる。

 

 

 

 

 

 

 


「○○先生」
『...あ、中島くん起きたの?入るね』

 

 

カラカラと清潔な匂いのカーテンを引けば、少し長いくらいの前髪から覗くまだ眠そうな瞳が此方を捉えた。中島健人という生徒は、保健室に篭っているようなわたしでも知っている存在で。

 


甘いマスクとは裏腹に何処か独特な雰囲気を醸し出す彼は、女子生徒の憧れであり、このベッドの常連だ。

 

 

『もう十分サボらせてあげたでしょう?あと30分したら授業始まるからちゃんと戻るのよ』
「じゃあ30分付き合ってください、今誰もいないしいいですよね?」
『...はあ、30分だけだからね』

 

 

パリッと張ったシーツに腰掛ければ白く細い指がそっと右の薬指を撫でた。いきなりの接触に驚いて腕を引いた筈なのに、捉えられた手首はぴくりとも動かない。

 

 

『、ちょっと、中島くん』
「○○先生やっと別れたんですね」
『ッ、......やっとって、失礼でしょ』
「俺にとっては、やっとなんで」

 

 

まだ微かに残る輪っかの痕は長年連れ添った恋人と別れた証。柄にも無く苦しいくらいに恋をしたあの人の存在を懐古した心が、キリリ、と傷めば、引かれた手首によってカッターシャツに包まれた胸へと飛び込んだ。

 

 

「俺ならそんな顔させないのに」
『.........他の先生には敬語、使わなきゃダメよ』
「高校生は恋愛対象に入りませんか?」

 

 

そっか、何となく違うように見えた君も〝年上に憧れる高校生〟の1人なのね、と何処か落胆してしまうのは勝手な我儘。
真っ直ぐな言葉はやっぱりわたしには、眩し過ぎる。

 


ぐ、と胸を押し少し開いた距離から中島くんを見詰めれば熱い視線がじ、とわたしの心臓を焦がした。

 

 

『中島くんのわたしへの気持ちは憧れであって恋じゃないから、ね?』
「○○先生にキスしたい、抱きたいって思う気持ちも憧れなんですか?」
『ッ......!も、もし恋だとしても性教育受けてる子供がそんな事言わないの!あんまり大人を揶揄わな、...っきゃ、!』

 

 


「じゃあ○○先生のこと満足させれるセックスしたら、俺のものになってください」

 

 


真っ白な天井、カーテン、壁、シャツのなか、ふわりと揺れた黒は見慣れている筈なのに、何故だかわたしをどうしようもなく誑かした。

 

 

 

 

 

 

 

 


『ん、ぁ、や...ッ!』
「...そんな可愛い声出すんですね?」
『、かわいく、なんか、ひゃ、んぅ!』

 

 

ぷっくりと上向く先端に舌が這えば僅かに抵抗していた力が完全に抜ける。甘噛みされながらちろちろと粒を転がされ甲高い声が静かな保健室に響けば、黙らすように指が咥内に侵入した。

 

 

「声我慢しなきゃ誰か来ちゃいますよ、...それとも見られたい、とか?」
『ちが、!』
「ん、俺も、こんな○○先生の姿誰にも見せてやんない」

 

 

"だから、しー、ね?"、人差し指をふっくらとした唇に充て妖艶に微笑む彼の色気に思わずクラッとする。さっき敬語だって注意したのに、だとか、全然子供に見えない、だとかの今更な想いは燻りわたしを昂らせる熱に変わった。

 


白衣に包まれたタイトスカートから黒の下着を抜き取った中島くんの喉仏がごくん、と動く。咥内でふやけた指が次は蕾に充てられ、触れられただけなのに内股がぴく、と震えた。

 

 

「触っただけでそんなんじゃ、今からもたないですよ?」
『ッ、子供の癖に生意気、ひゃぁんッ、あ、ア、〜〜!』
「そんな"子供"に喘がされていいの?○○せーんせ」

 

 

往復する指がとろり、と溢れた蜜を蕾に塗りつければカッと熱が集中して、おかしくなりそう。逆鱗に触れた中島くんの暴走は止まらない。

 


蕩けたソコに指を埋め、ザラザラとした性感帯を探り当てられる。くい、と曲げ爪で引っ掻くようにされながら蕾にしゃぶりつかれれば、あっという間に絶頂へと飛ばされた。

 

 

「あと20分か、...3回はイけますね?」
『、や!むり、...っ』
「授業まで付き合ってくれるって言ったでしょ?」
『そ、それは、こんなつもりじゃ、』

 


「俺は最初から○○先生のこと食べちゃうつもりでしたよ?」

 

 

赤い舌で唇を舐める姿に思わず下腹部が疼く。ずぷ、と再度差し込まれた指に膣も頭も甘ったるく引っ掻き回されれば、もう何も分からない。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここも食べちゃいたいなあ」
『ふ、んン、ぁ、〜!そこ、下から二段目、』
「あ、これ保健の授業で配られたやつ」
『ッ...!』

 

 

その台詞も先生呼びも、ただただ背徳感を高めるだけで。さっきまで失った恋に締め付けられていた心臓は、中島くんの全てによってこんなにも鼓動を早くしている。

 


避妊具を纏った昂りがトロトロと蜜を垂らすそこにあてがわれる。伺うような視線にこくり、と小さく首を縦に降れば小さく吐息を漏らした中島くんがナカに侵入した。

 

 

『ン、ふ、ああ、〜〜!』
「、く、キッツ、ちょっと緩めて」
『や、むり、おっき、...ッひゃあァ!』
「あ、分かるんだ」

 

 

何故か更に一回り膨らんだそれにただでさえキツイ空間をぎゅうぎゅうと締め付ける。苦しそうに眉を顰めた中島くんが最初からラストスパートのように、イイ所を突き上げた。

 

 

『や、まって、〜〜!あ、らめ、』
「呂律回ってない先生も可愛い、」
『、ひ、あああ、!ン、ッ』
「1回目、あと2回ね」

 

 

余韻を逃す間も無く蕾を優しく潰す様に愛される。グリグリと刺激されながらここを触られるのがこんなに気持ちよくて、怖いくらいなんて、今まで付き合ったどんな年上の彼も教えてくれなかった。

 


揺れる視界がチカチカと点滅し、中島くんの獲物を食す狼のような瞳が二重にブレた。

 

 

『あ、あ、またイっちゃ、......ッ!んう、〜〜っ!』
「、俺もそろそろ限界なんで」
『ひ、あ、〜〜〜!おく、きもち、あッ』
「顔とろっとろ、俺とのセックス満足してくれた?」

 

 

頷いたらわたしの負け、わたしは彼のものになる。なんだか悔しくてぷい、と横に背ければ、"ふーん"と大きく脚を開かれ最奥をガツガツと揺さぶられる。

 


素早く、深く出入りするそれに肌が粟立ち耐えるようにシーツを掴めば、くい、と顎を掴まれ蕩けるような口付けが落とされた。強引で激しい行為とは裏腹に、甘く優しく、まるで純粋に愛を伝えるようなキスに心までも絆される。

 

 

『ふ、あ、んン、〜〜〜!中島く、ん!』
「健人って、呼んでっ」
『あ、あ、健人、けんと、!』
「ーーッ、ねえ、満足した?」
『ひゃああ、!した、したからあ、ッ!』

 

 

子宮口の柔らかい部分と尖端がぬぷぬぷと触れ合えばもう身体も少しの虚勢も限界で。こくこくと必死に頷けば薄膜越しにドクドクと脈打ち、そのまま2人でこの空間のどこよりも真っ白な世界へと溶け込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 


「○○先生、好きです、......俺のものになってください」

 

 

再びカッターシャツを纏いネクタイを閉め直した中島くんが真剣な瞳を此方に向ける。さっきまで散々タメ口だった癖にこんな時だけ敬語だなんて。真っ直ぐな視線も言葉もやっぱりどうしてもわたしには眩しすぎる。それに、わたしはもう結婚を見据え始める年頃で、高校生と遊んでる余暇もないのに。

 

 

それなのに、今頷いてしまったのは、どうしてなんだろう。

 

 

「、え、マジで?」
『だーかーら、敬語使いなさい!』
「え、あ、本当ですか?」
『嘘がいいなら嘘でいいけど』

 

 

だめです、と抱き締める寸前に見えた中島くんの笑顔は子犬みたいに愛くるしくて。初めて見た年相応な男の子の姿に、美しい仮面の下に隠された魅力を見付けた気がした。

 

 

授業の終了を告げるチャイムが隔絶された密室に鳴り響く。

 

 

「○○先生、また放課後」

 

 

ひらひらと手を振り出て行った彼を背中に、シーツを洗濯しようと外せば窓から吹いた風にふわり、とアーチを描いた。

 


中島くんの爽やかな香水と2人の蜜時の香りが宙に舞い、ぶわっと紅くなった頬が窓に映る。

 


その表情は、何処か懐かしさを感じていた筈のあの頃のままだった。