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盲目的レモネード

 

 

年下勝利くんと家庭教師○○ちゃん。

激裏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友人にどうしても、期間限定でいいから!、と頼まれた土日だけの家庭教師のアルバイトで、わたしと勝利くんは出会った。

 


初めて視線が交わったあの刹那、ぱちん、とシャボン玉が弾けるような感覚に陥った。実際弾けたのは、理性だったり常識だったけど。今まで積み上げてきたわたしを崩してしまいそうなくらいには、勝利くんは美しく、時に危うい。

 

 

 

 

 

 

 

「○○さん、いつになったら俺のこと本気にしてくれるの?」
『......勝利くん、君は何歳?』
「17」
『わたしは17歳なんてとっくの昔』
「それが何なの?」

 

 

平然と嘯くこの子は法律を知らないのか。この世にはわたしたちを守り、縛るルールがある。生きていく上で決して侵してはならない境界線。

 


わたしと勝利くんの真摯な気持ちによる愛情表現だって、世間は"淫行"に換算してしまう。

 

 

『...高校とかに良い人いないの?同年代の子の方が可愛くて若いでしょ、』
「俺は世界中どこ探したって、もう○○さん以上の人なんていないと思ってる」

 

 

ほんとだよ、そう重ねられる手は会社の同僚たちとそう大差なくて。すっかりゴツゴツした男の人の手なのに、どうして勝利くんはまだ17歳で、どうしてわたしは大人なんだろう。咄嗟に手を引けば、しゅんと勝利くんの瞳に寂しさが宿った。

 


ほんとは、わたしだって勝利くんのその手にもっと触れたい。......手だけじゃない、幼さがまだ滲むその綺麗な頬を撫でてみたい。まだ誰ともキスしたことがないと言った、薄い唇に自分のそれを重ねたい。
そんな汚い大人の欲塗れなの。

 

 

『とにかくわたしは勝利くんには相応しくないから』
「それは俺が決めることでしょ?」
『っ、そうだけど...』
「ねえ○○さん、こっち向いて」

 

 

やけに今日は1歩も引かなくて。有無も言わさぬ声に渋々横を向けば、真っ直ぐな視線に囚われる。

 

 

「俺は○○さんのことが好き」
『う、ん......』
「○○さんは?俺のこと1ミリも好きじゃない?...もし好きじゃなくて迷惑なら、もう二度と困らせるようなことは言わない」

 

 

強く握られた拳はぷるぷると震え、勝利くんの想いが痛いほど伝わる。伝わるから、嘘が吐けなくて、嘘を吐きたくなくて息が苦しくなる。

 

 

『迷惑じゃ、ないよ、、』
「じゃあ、好きかどうかは?」
『それは......、』

 

 

教えて、と切なそうに眉が歪められて。きっとわたしも同じような顔をしているんだろう、だって、同じ気持ちなんだから。

 


好き、と本当に小さく、聞き取れるかどうか不安になるくらいの呟きを零した瞬間、一瞬息が止まる。その原因は、勝利くんがわたしを強く強く抱き締めたせい。

 

 

「やっと聞けた、、」
『分かってたの?』
「だって○○さん分かりやすいもん、でも○○さんの口から聞けるってこんなに幸せなんだね」

 

 

唇を窄め幸せそうに蕩けた顔で勝利くんが笑う。こんな顔が見れるなら、勝利くんを独り占めできるのなら、退屈な世のルールからはみ出すことなんて大罪じゃない。

 


惹かれ合うように近付き、その距離はゼロになる。ずっと触れたいと思っていた頬は女の子みたいにすべすべで、重ねたいと思っていた唇は飲んでいたレモネードのせいかあまい味がした。

 

 

「ん、っ○○さん...!」
『、ふ、、ッんう、』

 

 

酸素を求めて開いた隙間から舌が入り込む。最初は探るように口腔内をなぞっていたそれは、次第にくちゅくちゅと水音をたてながらわたしの舌を弄んで。

 


これが初めてのキス、って本当に?
そう思ってしまうくらい上手な舌遣いに身体の力が抜けてしまう。

 

 

「ねえ○○さん、シたい、だめ...?」
『ん、どうしようかな、、』
「お願い、○○さんにもっと触れたい」

 

 

悪戯っ子で無邪気な普段とは違う、妖艶すぎる台詞と表情に酸欠の頭はクラクラして。もうわたしにはない直球な想いに思わずこくん、と頷く。

 


横にあるベッドになだれ込めば、柔軟剤の中に混ざるのは、男の子っぽさだったり制汗剤の匂い。......なんだかすっごく、イケナイことしてる気分。

 

 

『、勝利くん、触って...?』
「!......も、止まんないから覚悟して」

 

 

高揚した気持ちのまま、勝利くんの手をそっと中に忍ばせ胸に押し当てる。熱の篭った吐息が唇にかかればそのまま覆われ、堪らないというように膨らみを包む手が動いた。

 


少し荒い手つきから勝利くんの興奮が伝わって、堪らず嬉しくなってしまう。

 

 

「ここ下着の上からでも分かるくらい勃ってる、○○さんも興奮してくれてるの嬉しい...」
『あ、や、触っちゃ、』
「そんなの無理って分かってるでしょ」

 

 

ぷちぷちとシャツを肌蹴させられれば、全部露になって。思わず腕で隠せば、すぐさまその腕は一纏めにされた。

 

 

『、〜!や、だ』
「.........涙目反則、可愛いです」

 

 

ああ、そういえば初めの頃も勝利くんこんな風に顔を真っ赤にさせて敬語で喋ってたな。動揺した勝利くんが可愛くてくすり、と笑ってしまえばムッと唇を尖らせる。

 

 

「○○さん余裕だね、ちょっとムカつく」
『ぁ、ひゃ、ん...っ、なん、で』
「いつも俺ばっか○○さんに夢中だから、」

 

 

きゅっと先端を摘まれただけで敏感に腰が揺れる。そのまま赤い舌と唇にちゅう、と吸われれば、コロコロと転がされて。甘噛みされれば腰がビリビリする、...ほら、わたしだってこんなに余裕ないよ。

 

 

『ん、あ、わたしも、しょりくんで、いっぱい、ッだもん、!』
「ほんとに?」
『ひぅ、〜〜っ、ほん、とだか、らあ』
「じゃあもっといっぱいになって」

 

 

既に湿っている下着の中に侵入した指はくちゅ、と音を奏でる。濡れてることを確認するように蕾がするっと撫でられれば、満足そうに勝利くんが笑って。

 


そのアンバランスな妖艶さと無邪気さの依存性は、きっととっても危険。

 

 

「どうするのが気持ちい?」
『んぁあ、っ、んう、それきもち、ァ、』
「俺で濡れてる○○さんかわいい...」

 

 

蕾を優しくぐりゅぐりゅと押し潰すその手つきは初めてには思えないほど悦くて。根元をぎゅ、と摘まれれば軽く達してしまう。

 

 

『っあ、〜〜!...ふ、』
「イっちゃったの?」
『、聞かないで......』
「んふ、だって嬉しいんだもん」

 

 

すりすりと柔らかな髪が胸に擦り寄せられて、胸が爆発しそうなくらいにあまく苦しくなる。これが母性本能ってやつか、、

 

 

「ね、○○さん」
『ん、なあに』
「もう○○さんが欲しい、」

 

 

そう太腿に押し当てられたのは、熱く硬くなった勝利くんのそれ。熱の篭った視線とかち合えば、それだけでとろり、と蜜が溢れかえる。

 

 

『ぁ、っ、おっきくなって、』
「......ねえ、いい?」

 

 

催促するようにぐりぐりとあてられるそれ。そんな風にされたら欲しくなるに決まってるのに、勝利くんってずるい。

 


そして勝利くんの思うがままに、
わたしは陥落した。

 

 

『ん、きて、、』

 

 

入口にあてられればぬるぬると愛液で滑らせる。たまに入りそうになるそれに、焦らされてる気分になって。ぬぷ、と狭いソコに侵入した熱に思わず締め付けてしまう。

 

 

『、あ、〜!おっき、むり、』
「だめ、ちゃんと○○さんの中にいれて、?」
『ひぁ、あ、んう、、ッ』
「、キツ......はあ、ヤバ、、」

 

 

やっと入りきった勝利くんのそれは可愛い顔に似合わず、その、......おっきくて。ちょっと吃驚したけど、その事実を知ってるのもわたしだけ。

 


既に奥まで届くそれにビクビクと跳ねる腰。1度頬を撫でられただけで切なく胸がきゅう、と締め付けられる。

 

 

『勝利くん、すき......』
「、、ほんと一生敵わない気がするんだけど」

 

 

譫言のように囁いた愛の言葉に、猫みたいに大きな瞳が揺れる。微笑んだ勝利くんは、見惚れてしまうくらいに綺麗で。

 


ゆらゆらと動けば、良い所を探すようにいろんな場所を突かれる。ぐい、と腰を逃げないように固定されればコツコツと当たったことのない奥に勝利くんが触れた。

 

 

『あ、あ、......!ん、ッ、そこ、』
「ここ?」
『、〜〜!そこ、はじめてだから、やらあ!』
「っ、○○さんの初めてもちょーだい、」
『ひゃ、ああ...、ッ〜!』

 

 

キスを強請って首に腕を回せば、気持ちが通じたのか唇が触れる。欲望丸出しのキスは決して最初ほど上手ではなかったけど、それは勝利くんがわたしでいっぱいなのを表してるみたいで。

 

 

『ん、ふ、......あ、!〜〜、も、』
「○○さん好きだよ、だいすき、○○さんのためなら俺何でもできるから、」
『しょり、く、...っ』
「だから、俺から離れないで」

 

 

その言葉にぎゅう、と一際締め付ければビクビクと身体全体が震える。

 


肌が粟立つのは絶頂寸前だからか、それとも幸せすぎて、なんだろうか。

 

 

『、...イ、っちゃ.........』
「俺も、......っでる、」

 

 

小さく呻いた勝利くんが自身を引き抜けば、こぽ、と音をたてて泡立った蜜がシーツに落ちる。

 


その様子に生唾を飲む勝利くんの喉仏をじっと見詰めていれば、唐突に唇を奪われて。

 

 

「○○さん、もう1回シよ?」
『、えっ、むりだよ、...!』
「だめ、健全な男子高校生の性欲舐めないで」

 

 

有無を言わさないように長い指が蜜壷に侵入する。さっき見つけた弱い部分を刺激する指に、声が抑えきれない。

 

 

「かーわいい、んふ、幸せ」

 

 

どんな日々や壁がわたしたちを待っているのかは分からない。けど、やっぱり君がいるなら何だって平気だと思えてしまう。

 


それは浅はかな間違いなのか、はたまた純愛なのか、今はもう分からないけれど。